《「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略》著者:尾石晴:書評

著者:尾石晴
私も40代か・・・なんて思っていたところ、本屋で目についたこちらの感想など。

書評・良かったところなど

まずは40代の壁とは?という疑問に最初の方で答えてくれます。

「まだこれからの道を選び直すことができるかも」という期待と、「選んで失敗すると積み上げてきたものが消えてしまうのでは」という不安が入り混じる分岐点。そこに立ちはだかるのが「40歳の壁」です。

同著22項より

今にして思えば子供が出来た頃から仕事や家族との関係に随分と悩んでいた時期がありました。
まだ30代の中頃、子供とも一緒に居たい、家族の関係も良くしていきたい。
でも仕事の負担や割合が大きく、今後にとても悩んでいました。
それを「40代の壁」と呼んでいるようです。まさにこれだ!と思いながら読み進めていきました。

お金・つながり・健康を意識しながら、家庭や仕事について自己分析を重ねていき、壁を乗り越え、幸せになろう!というのが根底にあるのかなと思います。

人生の目的を見つけ、自己分析を進めながら、「自分業」と著書では書かれている副業・複業をやろう!という主旨なので、前向きに変えていこうとしている人にはお勧めできる一冊でした。
そのような事を考え始めた方にはピッタリ、さらに関連書籍も何冊か紹介しているのでもっと具体的にどうすれば良いのか分かるようになっています。

もちろん、抽象的な部分もあるので「副業はちょっと?」という方でも、人生の目的や幸せなどについて、自分を見つめ直すことが出来るので、それらを考えだすきっかけを呼び起こしてくれるかもしれません。

書評・残念なところなど

著者の経験を元に書かれた成功体験とその考え方がほとんであり、読む人を結構選んでしまう著書かと思います。

それでも自分の仕事や、家庭環境に悩んでいる方は一読の価値は大いにあるかと思います。
もちろん変えていくのはとても大変な事もあり、周りの人の理解が一定量必要なので、その辺りも実際にやっていける方はもっと少ないかも。

まとめ的感想

仕事、家庭、子ども、人間関係などで身動きが取れなくなっていて、今の状態に不安を感じている人。

どうにか一歩踏み出そうとしている人(今の私ですね)。

現状に満足していない人。

そんな方々にお勧めの1冊でした。

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