
HELP!「人生をなんとかしたい」あなたのための現実的な提案
著者:オリバー・バークマン
訳者:下 隆全
を読みましたので感想など書いてみたいと思います。
書評・良かったところなど
沢山の自己啓発本のいい所を集めて具体的な方法で提案してくれる本。
人生における沢山の悩みをこうすれば良くなるよ!と短いページ数で端的に提案してくれます。
2〜3ページで答えてくれるのでサクサクと読み進めやすいです。
自分の悩みが目次の中にあるのであれば一度は読んでも良いかもしれませんね!
拾い読みしていっても十分に役に立ってくれること請け合いです。
それをキッカケに、自分を良くして行けたら凄い1冊になる!・・・かもしれません。
常々自分と向き合って、どのようにしたら良いのかを考えながら、バイブルのように持って歩ければそれはそれでこの本の良い使い方?なのかも。
何かに悩んだらこの本を開く!!どうかな、結構いい案だと思う。
改めて表面的な解決策を提案してくれるので自己啓発の入り口としては良い本かも。
端々に笑ってしまう表現や、ひざを打つ解決策があるので良いですよ。
書評・残念なところなど
どれも具体的な解決策とその内情を提案してくれるものの、やはり悩みの数が多いばかりに一つの提案がどうしても簡単になってしまうのはしょうがないですかね。
また洋書の翻訳なので、細かいニュアンスや聞き慣れない地名や、独特の言い回しなど、洋書の翻訳に慣れてないと読みづらいかも。
著者のひねった、ユーモラスな性格が出ていて、時々笑わせてもらいましたけど。
さてこの本に書かれていることを実践していくとしても表面的な解決策だけでは行き詰まるんだよね、自分という存在やバックグラウンドを本質的に理解して、自分で変わっていこうとしないと結局変わらない。
だから悩んでる人や、職場にいるような困った人にこの本を勧めてもきっと読んでくれないばかりか、なんなら喧嘩になってしまいそう笑
だからこその、“自己”啓発なんだろうけど。
まとめ的感想

このような自己啓発本だけではないですけど、やはり自分は“どうしたい”のか、“どうなりたい”のかを考えながら、向き合っていく上で一緒に読んで欲しい本でした。
いやーでもほんと、“困った人”にも一度読ませてみたいですけどね笑
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